TOEICは公式問題集で勉強している方が多いと思います。
「公式」なので、内容に信頼感的な物は感じやすい教材だと思いますが、それでも、勉強を始めた初期の頃や、勉強してるのにTOEICのスコアが思った様に伸びなかったりすると、教材自体に不安が出て来る事があると思います。
「これで単語量ホントに足りんのかな?」とか「他の教材もやり始めた方が良いのかなぁ?」とか。
という事で、私自身、TOEICの勉強始めるにあたって「公式問題集だけでどんくらい取れんのか?」ってのが疑問として出てきたので、公式問題集だけで勉強するとどんくらいまでイケるのかを以下に記載します。
とりあえず、公式問題集だけでギリ900点代まではイケました。
その上もいけるんだとは思いますが、私は900点代になった時点でTOEICの勉強をやめたので、その上は実際には分からないです。
やった感想としては、TOEICの勉強は公式問題集だけでホント充分って感想です。
今もう公式問題集に手をつけているのならば、あれこれ手を広げない方が良いです。
ただ、どのVolでも良いので公式問題集を一冊やってみて、あまりにレベルが合ってないって感じる時は、前の段階として、英語耳やビジュアル英文解釈上下、TOEICテスト公式問題で学ぶボキャブラリー、「スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン・スタディサプリ ENGLISH 」等、何か他の教材を挟むのが良いと思います。
全然勉強が進まないので。
勉強した公式問題集の冊数
私がTOEICの勉強で使用した教材は、
公式問題集5冊(Vol1~Vol5)
と
公式問題集についてくるリスニングCD×5枚
のみです。
公式問題集は一冊につき、テスト2回(本番と同様のテストが2つ)掲載されています。
5冊だと本番のテスト10回分っていう量です。
TOEICは過去問は発売されていません。
公式問題集のテストは、問題集用に作成されたテストです。
ただ、本番のテスト問題を作成している所と同じ所が作っています。
勉強前の“英語力”的な物の状態
公式問題集だけでOKなのかどうかは、今までやってきた量にもよる事なので、TOEICの勉強を始める前の私の“英語力”的な物の状態を記載します。
私は、大学受験の英語の勉強の知識の状態で社会人になり、その後、英語の勉強は特にしてないって状態で、公式問題集でTOEIC受験を始めました。
大学1年か2年の時に1回TOEICを受けたのですが、その時のスコアは650点ぐらいだった記憶です。大学受験の英語の知識がまぁまぁ残っている状態でした。
「大学~勉強を始める前」の時期は、洋画の映画とかは見てます。
なので、始める前の“英語力”的な物は、「年数経ってる大学受験の英語の知識」≒「スコアは、いって600点くらい」って感じでした。
その他は意識してやらない様にしました
公式問題集だけでどんくらい取れんだろう?って疑問があったので、TOEICの勉強をし始めてからは、その他の「英語関係」の物は意識してやらない様にしました。
ホントたまに映画は見たくなって見る事はありました。
英語ラジオや英語TV系は見ないようにしました。
とりあえずギリ900点代まではイケた。
とりあえず、公式問題集だけの勉強で900点代まではイケました。
905点なのでギリですが。
リスニングのスコアは485で、この時のリーディングのスコアは420です。
なので、リスニングはホント公式問題集だけで良いと思います。
リーディングも450とかは全然イケると思います。
実際にはいってないので全然説得力がないですが。
ただ、点が取れないのは、スピードが足りないって部分で、長文自体は読めて解けるので、単語量の問題ではなかったです。
大体、5問~10問(マークシートの数)は時間が足らず、適当埋めになり、リーディングのスコアは400から425位でした。
そういう意味で、単語量自体は公式問題集だけで充分です。
スピードは私自身の練習不足って感じなので。
ちなみに、スピードを上げるには、問題集の繰り返しと以下の様な「やり口」と「トイレへの注意」が効果がありました。(主にやり口)
期間は9ヶ月程度
公式問題集を2月の頭頃に購入して、勉強し始めて、12月のテストで905点になりました。
なので、期間は、9ヶ月ちょい、程度です。
2月、3月の初期の頃に結構時間取って単語覚えるための下準備を終わらせて、その後は15分~45分程度を毎日って感じで勉強しました。
公式問題集だけで問題ないのか?のまとめ
という事で、大学受験程度の単語がある上でTOEICの勉強を始めたならば、公式問題集の勉強だけでTOEIC900点に届きますし、リスニングは485までOKで、リーディングは420までいきますので、既にやっていて行き詰まっていても他の教材に手を出さない様に注意して下さい。
で、上述しましたが、リーディングの400点台後半にも充分ってのが感想です。
思った様にスコアが伸びないと、あれこれ手を広げたくなる事もあると思いますが、ぐっとこらえて、今までやってきた公式問題集の長文やリスニングCDを再度読み込んだり、聞き込みを続ける方が、スコアの伸び悩みの時期は超えやすいと思います。
TOEICでスコアを上げるには、「TOEICによく出る単語を覚えた量」が超重要で、「TOEICによく出る単語を覚えた量」を増やすには、公式問題集はホント役立つって感想です。
TOEIC本番と同じ所が作っててTOEIC“レベル”の英単語なので。
ただ、上述した様に、公式問題集のレベルが合ってない場合は、前の段階として、英語耳やビジュアル英文解釈上下、TOEICテスト公式問題で学ぶボキャブラリー、「スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン・スタディサプリ ENGLISH 」等、他の教材をやって、その後公式問題集に行くのが良いと思います。
時間とってるのに全然勉強が進まない、とかだと嫌になっちゃいますし、一周目を終えるのに月単位で時間がかかっちゃう、とかだとスコアに反映されるまでにめちゃくちゃ時間がかかっちゃうので。
公式問題集のレベルが合ってるか合ってないかの判断は、「分からない単語が出てきた時に脚注を見ても載ってないって事が大半、かどうか」、や、「1つの長文問題に文の構造自体がとれない英文が毎回1、2個出て来ちゃうかどうか」、でOKです。目安として。
という事で、TOEICの公式問題集だけで何点までとれるのか?についてでした。
ちなみに、初めてTOEICを受験する場合で、公式問題集をやる順番で迷う場合には、Vol5とVol3から始めるのがおすすめです。
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