TOEICのスピードアップには「素直な答え」が出てきたならば、下の選択肢は読まずに進むのが有効です。
素直な答えが出て来たのに、下の選択肢も読んでると時間が足りなくなっていきます。
これは、下の選択肢を読んでも結局最初の素直な答えがそのまま答えになる事がほとんどだからです。
かなり見たくなりますが、読まずに進むのがホント重要です。時間が足りない場合には。
これは、Part3、4、7での話です。
読んでも徒労に終わる
素直な答えがそのまま答えになる理由は、TOEICの選択肢の作り方的に、素直な答えがあったのならば、「他の選択肢がより答えに近い」みたいな問題はほとんど出て来ないからです。
答えを選べたのならば(素直に読んで、答えって感じる選択肢が出て来たのならば)、それが普通に答えって事がほとんどです。
本文が読めていれば、他の選択肢はてんで検討違いな事がほとんどなので。
もちろん、答えが分からない問題は出て来ると思います。私ももちろん出て来ました。満点ではないので。
が、素直な答えが選べた問題ならば、他の選択肢で迷う様な状態にはほとんどなりません。
なので、下の選択肢は読まずに進むので問題なく点数がとれます。
もちろん素直な答えが出て来ない場合には、全部読む事になります。
読むと「間違いの根拠」を確認したくなる
下の選択肢を読むと、「ほぼ答えではないけど、明確に間違いと断定できる箇所を探したい」ってなりやすくなります。
選んだ答えが正解って自信を強めたいので。
が、これをやってると時間が足りなくなります。
「それが答えかどうかを判断するために時間を使う」ではなく、「間違いと判断するために時間を使ってる」という感じです。
全く言及されていない選択肢を確認したくなるときつい
読んだ記憶の中からすぐに判断できる物ならば、そこまで問題にはなりませんが、TOEICの場合は、本文で全く触れていない様な内容の選択肢もあります。
なので、その選択肢の間違いの根拠を確かめたくなっちゃうと時間がホント足りなくなっていきます。
「設問的にほぼ答えじゃないけど、まだ読んでない箇所読めば間違いって判断できるかな?」ってなるからです。
すぐ判断できる物であっても、本文で全く触れていない様な選択肢であっても、どっちの場合でも結局、素直な答えが「答え」である精度をより高めたいって事のために時間を使ってるって事になります。
で、それが積み重なって結果的に最後の方で時間が足りなくなります。
なので、スピードが足りない場合には意識して下の選択肢は読まずに進むのが重要です。
AやBで出て来るとかなり確認したくなるけど読まずに進む
選択肢の最初の方(特にA)で素直な答えが出て来ると、下の選択肢をかなり読みたくなりますが、この場合でも下の選択肢は読まずに進みます。
かなり確かめたくなりますが、意識してそのまま次の設問に進みます。
どんどん時間がなくなっていくので。
特にPart3、4、7での話
上述しましたが、「下の選択肢を読まない」のは特にPart3、4、7での話です。
リスニングのPart1、2はそもそも次の問題までに時間がありますし選択肢自体記載がないので。
Part5と6は選択肢を先にパッと眺める感じにしてから解いていたので、厳密には他の選択肢も見てましたが(何系で答える問題なのかの判断のため)、答えが出た後は、他の選択肢を読まずにすぐ次の問題に進むのは同様です。スピード上げる事ができるので。
また、Part3と4の選択肢を読まないのは好みもあると思います。
私は、最初(TOEIC受験の初期の頃)Part3とPart4の選択肢を読んでいましたが、最終的に「設問だけ読んで準備する(選択肢は読まない)」に落ち着きました。
なので、Part3とPart4も下の選択肢は読まずに解いていました。
自分に合ってるやり方が既にある場合にはもちろんそちらを優先して下さい。
という事で、
- 素直な答えが選べたならばそれが答えにならない問題はほぼない
- 「間違い」と判断するために時間を使わずに済む
ので、TOEICのスピードアップには下の選択肢は読まないのがおすすめです。
また、TOEICで時間が足りない場合は、マークシートの塗り方を意識したり、選んだ答え自体の精査をしないというのも有効です。
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